2010年04月01日

ごあいさつ


【人生リベンジ倶楽部】イメージムービー



失敗社長!今瀬保男の七転び八起きBLOGにご来訪いただき、ありがとうございます。


私は30歳で負債総額30億の借金を背負い、文字通り「失敗社長」の道のりを歩いてきました。


「そんな自分の失敗体験をブログで公開することで、何かしら人の役に立てることもあるのではないか」
「みんなが私のような失敗はしてほしくない」


そんな思いから、このブログを立ち上げることになりました。

本業では個人事業主の確定申告をサポートする記帳代行サービスを行っており、その中で「今瀬ヤスオのやすらぎ無料相談」と銘打ったメール相談には24時間365日、さまざまな相談が寄せられます。


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2009年11月27日

失敗社長「苛立っているから上手くいかない」



失敗社長「苛立っているから上手くいかない」

再建社長時代よりは幾らかましになったが
イライラ病が中々治らない。

自分の思い通りにならないと
イライラ

ほんのつまらないことでも
イライラ

再建社長時代は半年毎に
債権者への返済と報告義務があった。

社内では耐える事のない
同族幹部とのバトルロイヤルが続いていた。

だから昼間ガマンにガマンをして
夜になって飲めない酒を飲んで

恨みつらみのあてどもない
ヤケクソ生活だった。

そんな酷い生活から比べれば
まるで天国のような今の生活なのに

胃潰瘍で救急車で運ばれるような
神経が痛めつけられた日々から比べれば
まるで別世界のような毎日なのに

感謝なんて気持をスッカリ忘れて
苛立っている。


先日上手な話し方の講演があった。

息が上がっていると
声が上ずって相手が聞きづらい

肩の力を抜いて丹田に力を入れて
低い声で話すと声が通りやすいとのことだった。

何か最近の自分のことを
丸裸にして見透かされているようで
思わず考えさせられた。

自分がここまで
何とか生きてこられたのは

妻や子の
支えがあったからだ。

会社がここまで
何とかやってこられたのは

社員の人の
支えがあったからだ。

そんな人達への感謝を忘れて
苛立っているから何もうまくいかない。

失敗社長未だその経験を生かせず・・・
反省の日々は続く・・・




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2009年11月25日

失敗社長「未だ続く反省の日々・・・」


失敗社長「未だ続く反省の日々・・・」


再建社長の10年を経て
跡形も無くその会社を消滅させることになった。

あぁしなければいけない
こうしなければいけない

その一つ一つ方針は決して
間違ってはいなかった。

しかしそれを伝え理解してもらう
方法が間違っていた。

兎に角てんで伝わらない。

大声を張り上げて
なぜわからないんだと絶叫しても
ビクともしない。

大山鳴動してネズミ一匹どころか
アリさえ動かない。

まず教えようなんて不遜な考えでいたのが
大間違いだった。

子飼いの古参の連中がビッシリいるのだから
理屈のハナシではまず動かない。

こちらが真摯に努力して
その姿勢見て何かを感じてもらう。

まぁそれが精一杯のところだった。

しかし若気の至りで
「全社一丸になろう!」などと

大きな事ばかり、派手な結果ばかり
考えて足もとをすくわれた。

足りない力で「教えよう」とするより
とにかくひたすら頑張って「気付いてもらう」
そんなひたむきさが必要だった。

そんな失敗を繰り返して
十分そんなことは勉強したはずなのに

現実は同じようなことを
またやってしまっている。

周りのものが失敗をした時にも
「なぜそんなことを」と指摘するやり方だ。

「そんなことを」やってしまった原因に
自分が気付かなければ

ただ注意されたという事実だけが残って
あまりプラスにはならない。

だからどう考えての行動だったのか

これからどんなことを考えて
行動していかなければいけないか

それを問いかけて考えさせて
気付かせることが必要だ。

評価したり判断したり
注意したりするよりも

ひたすら「聞く」という作業が
その為には効果的だ。

そこまでわかっていて
現実にはそれを実行できない。

失敗社長反省の日々は
60才を越えてまだ続いている・・・





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2009年11月23日

失敗社長「60才を越えて惑う」


失敗社長「60才を越えて惑う」

大学を卒業して父の会社に入り
まず考えたのは

自分の力はどれほどのものなんだろう
ということだった。

まだまだ時間もあることだし
そんなことは自然に

わかってくるのだろうと
高を括っていた。

ところが晴天の霹靂で
30才で再建会社の社長になり

実践の中で
それは検証されることになった。

当初は命懸けで自分がやれば
何も出来ないことはない。

ひょっとしたら
天下も取れるのではないかと
本気で考えていた。

いま結果が出ていないのは
本気をだしていないからだと
確信していた。

1年が経ち2年が経ち
幾ら本気を出しても結果が出ない。

6〜7年が経ったころには
「こんなはずではなかった」と

再建社長になったことまで
後悔し始めていた。

それから3年間七転八倒して
自分の経営能力が

如何に無いという事を
ようやく本心から認めることができた。

いま中小企業家の集まりに参加して
いくらかの役についている。

果たして
自分の器で果たしうる役なのか・・・

自分の力以上の役を引き受けて
無責任な仕事にならないか・・・

そんな気持がよぎって来る。

それはこころの奥底に
もう既に捨ててしまったと思った
功名心があるからだ。

いいことをしている自分を
人に認めて欲しい。

出来れば誉められたい
そんな人目を気にする気持があるからだ。

そこそこの年になって
未だ自分の器量がわからないのかと

問われた時の恥ずかしさとか
懸念もかなりある。

かといって結果を恐れて
何もやらないという
意気地の無いことも出来ない。

だから出来るだけ
感情的なものは排除して

何とか自分の器を見極め
活動をしようと思っている。

「我、いまだ木鶏たりえず」

どこかで聞いたような文句が
ふっと脳裏にうかんできた・・・



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2009年11月21日

失敗社長「うまい話」


失敗社長「うまい話」

失敗と挫折の連続の人生で
わかったことは

この世に「うまい話」などは
ないということだった。

父の経営していた会社が
4億4千万もの不良債権を発生させたのも

古くからの取引のセールスマンから来た
「あまい話」にまんまと乗ってしまったからだ。

結果はあまい話どころではなく
超激辛の結果になった。

年商15億の実績を
コンスタント残していた会社を
あっという間に倒産させた。

市内に所有していた
2000坪の土地を全て
売却する羽目になった。

それでも足りなくて
借金返済の為に

再建会社で億単位の
返済をしなければならなかった。

だから今は「うまい話」などはない
ということが瞬時にわかる。

例え「うまい話」にのって
大金を稼いだところで

それを使う時間が
ふんだんに残っているわけでもない。

大体自分が死んでも
通夜も葬式もやらなくても・・・
なんて考えているくらいの

超面倒くさがりだから
ゴチャゴチャした話自体が面倒だ。

だから何十年の失敗人生も
まんざら役に立たないわけではなかった。

再建会社を消滅させるという
大失敗をしたときは

もうこれは取り返しのつかない
酷い痛手だと思った。

しかし今振り返ると
本当の自分を認めることが出来た
貴重な経験だった。

全てを失って
失う事の恐怖から解放された。

何とかやれている内は潜んでいた
過剰な自信や

何とかやれている内は保とうと
思っていた

見栄や体裁や面子などは
木端微塵になった。

お陰で心も体も軽くなった。

年を取ると「死に欲」というものが出て
物に執着することがあるらしい。

お陰でそちらとも縁がなくなった。

七転八倒の失敗人生も
満更無駄ではなかったと
最近密かに思っている・・・




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2009年11月19日

失敗社長「失敗して見つけた生き方」


失敗社長「失敗して見つけた生き方」

再建社長になる前も
同族経営の混乱の真っ只中にいて

毎日毎日楽しいことなど
何も無かった。

しかしそれが世の中で
修行のようにそんな事を乗り越えて
いかなければいけないんだ

これが世間というもんなんだと
自分では理解していた。

父の会社が倒産して再建社長になると
それは確信に近くなってきた。

不平、不満、悪口、陰口
泣き言、文句、嫉妬、恨み

必死で生きようと思えば思うほど
自分の心を掻き乱す言葉が飛び交っていた。

そして疲れ果てて
「もうこれ以上出来ない」と
敗北宣言をした。

一生懸命生きるのをやめた。
一生懸命生きることが出来なくなった。

力がまるで入らず腑抜けのようになった。
そこで初めてわかった。

世の中なんて
自分の思い通りになんかならない。

そして自分の思い通りにならないことを
悩んでいたことがわかった。

何かものすごいことが出来る
自分を探していた。

そんなものは
何処にも無いことがわかった。

すると目の前のことを
丁寧にやれるようになった。

心も平静になってきた。

生きるということは
楽しいことなんだとわかった。

再建会社を消滅させるという
失敗と挫折の結果は

文句を言わず泣き言を言わず
淡々として生きよということを教えてくれた。



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2009年11月17日

失敗社長「一喜一憂」


失敗社長「一喜一憂」

不思議な話しだが
倒産して再建社長になるという事実を

きちんと受け止める事が出来たのは
相当な期間が経ってからだった。

勿論自分が描いていた人生には
そんな予定があるはずもなく

どんなリスクがあるのか
どんな可能性があるのか
まったく掴みどころが無い。

毎日落ち込んだり有頂天になったり
その繰り返しだった。

無我夢中であっという間に
時が過ぎていった。

幸せだとか不幸だとか
楽しいだとかつらいだとか

常に他人との
比較で考えていた。

困難な状況であることを
しっかり受け止めて

その中で自分らしい
生き方をすればよかったと
今はわかる。

しかしその当時は
一喜一憂するばかりで

自分で勝手に不幸な人生だと
色をつけていた。

こんな特別な経験をしてきたから
幾らかでも人の役に立ちたいと

失敗社長体験を報告する機会を
何回か与えてもらった。

そして色々なことを教えようと思ったが
それはトンデモナイ間違いだとわかった。

体験した事実を報告して
その間に自分が得た知識を知らせて

そういうときの考え方や
やり方を見せればいいんだと気がついた。

いま参加している中小企業家の集まりで
「自主性」ということが大きなテーマになっている。

本人がやる気になって
「俺がやらなければ誰がやる」という

雰囲気をつくることが
みんなに求められている。

その意味が
最近ようやくわかってきた。

自分から体験して
自分で色々感じること

他人の人生と比較をしないで
事実を受け止めること

そんなことが今になってしか
理解できないのだから

何と遠回りの
人生なんだろうと思う・・・



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2009年11月15日

失敗社長「いい加減の具合」


失敗社長「いい加減の具合」

自他共に認める波乱万丈の
人生だった。

それを招いた原因を自分なりに
分析すると

自分の性格と関係するところは
決して小さくない。

良く言えば義侠心がある。

悪く言うと
頼まれれば中々ノーと言えない
優柔不断な性格がある。

言い方を変えると
「情に流され易い」とも言えるだろう。

そして色々なことを引き受けては
その約束を果たせず

結局「言行不一致」との評価を受けて
周りの信用を失う。

おまけに「何故出来なかったんだ」と
後悔してどつぼにはまっていく。

再建社長時代の10年間は
その繰り返しだった。

おまけに
「自分は命懸けでやっているのだから
お前達も命懸けでついて来い」と

究極の一人合点をしていたことが
火に油を注ぐ結果になった。

なるべくして
再建会社を破綻させて

なお生き続けられたのは
自分の別の一面が関係する。

それは「いい加減な性格」だ。

丁度良い加減なのか
きちんと出来ないいい加減なのか
そこが問題だ。

再建を失敗させたのは
「きちんと出来ないいい加減」のほうだった。

しかし追い詰められた気持から
何とか生き返られたのも

不思議な事に
同じ「きちんと出来ないいい加減」だった。

そんな生き方で
結果としてわかったのが

「肩の力を抜いて楽に生きる」
ということだった。

失敗した自分を
否定するのではなく

丸ごと自分を
受け入れるということだった。

良いも悪いも変えようが無いのが
自分の性格だが

その長所と短所を自覚して
自分の感情をコントロールする。

そんな生き方だったのがが
何とか生き残って来られた理由のような気もするが

60才を越えた今自分を振り返ってみても
「これだ」という確信はない・・・




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2009年11月13日

失敗社長「失敗社長の行く末は・・・」



失敗社長「失敗社長の行く末は・・・」

こうしなければいけない
あぁしなければいけない

そう心の中に思っていても
まったく別の行動をしてしまう。

再建社長で塗炭の苦しみを味わい
苦闘の果てに

自分の力が如何に足りないかを
学んだはずだった。

ところがところが
謙虚に生きるべしとのこころがけなど
スッカリ忘れてしまい

つまらない所で見栄を張ったり
自分の意見をごり押ししたりしている。

どう考えても
自分に商才が無いゆえに

金運にも見放されている
わけなのにそれを理解していない。

だから懲りずにもうひと花もふた花も
咲かせようと、日々妄想を逞しくしている。

だからこんなブログを書いて
そんな邪まな心の動きを収めようと

努力をしなければ
またぞろ同じ失敗をするだろう。

いま参加している中小企業家の集まりでも
黒子に徹したり、裏方に回ったり

自分が果たさなければいけない
役回りがあるとわかっているつもりだった。

現実にはついつい自分の発言が
多くなったりして

人の話を聞こうという雰囲気などを
作る事ができない。

経営者としても人間としても
まっとうに生きる道筋を示さなければいけない
年齢であり立場であるはずなのに。

人生の終盤にかかってきて
未だ納得する生き方が出来ない。

はたして意志薄弱な
失敗社長の今後の人生は如何に・・・



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2009年11月11日

失敗社長「苦しみ方が変わったとき」


失敗社長「苦しみ方が変わったとき」

一人空を見上げて
何で俺だけがこんなに辛い目に

会わなければいけないんだと
深い溜息をついた日もある。

こんな酷い毎日がいつまで続くのかと
絶望した時もある。

そんな苦しみを背負いきれなくて
飲めないくせに無理やり自棄酒を飲んで

「誰か喧嘩を売ってこないか」と
とぐろを巻いていた荒んだ日もある。

自分はきっと
苦しむ為に生まれてきたのだと
運命を呪った日もある。

しかし何とかその時期を耐えきった。

本音を言えば死ぬほどの勇気も根性も
持ち合わせていなかった。

そして自分は強くないんだと
認められるようになった。

辛い時には涙を流す
弱い人間だと認められるようになった。

そんな自堕落な人間だから
生きるのではなく生かされているんだと
感謝するようになった。

すると心が平静になった。

もっともっとと
思って生きてきたときには

あんなに波風が立っていた
自分の気持が

嘘のように穏やかになった。

失敗や挫折で流した涙や
心の傷は

そんな気持を
得る為に必要な経験だったんだと
今は思うことが出来る・・・




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2009年11月09日

失敗社長「優しく出来るようになったとき」


失敗社長「優しく出来るようになったとき」

仕事でも私生活でも人に言われて
何かやるのは好きではない。

自分でやりたいと言うことは
異常に熱心に取り組む。

きちんと計画をたてて
それを着実にこなしていくという
真面目さ丁寧さがない。

短期間だったらそれこそ寝ないで
頑張る事ができる。

これは美味いものを見つけた
と思ったら

毎日でも毎食でも
そんなおかずで構わない。

色んな料理を繊細に
味わうという脳の働きを持っていない。

自分の本性を曝け出しはじめたら
きりがないが

再建社長時代はそんな自分の想いとは関係なく
毎日を過ごしていた。

だから何となく将来が不安であり
何となく不愉快な気分で生きていた。

毎日毎日が重苦しく
生きているのが辛い日々だった。

10年目にそういう重圧に耐え切れなくて
再建会社を消滅させることを決断した。

そして誰かの為に生きているという
曖昧な人生ではなく

「愛する妻や子の為に生きる」
「それさえ出来なくて何が出来るんだ」

というハッキリした言葉で
自分の気持を表現できるようになった。

嫌いなものは
全てやらないことにした。

それにより色々な支障が出たところで
今までの人生の大トラブルと比較すれば
ものの数ではない。

会いたくない連中とは
会わない事にした。

お世辞を言って
人間関係を取り繕うこともやめた。

それでどうのこうの言われようと
嫌われようと構わない。

そうして何とか
生き直すことが出来た。

自分の本性を曝け出して生きることで
変な重圧を取り除くことができた。

倒産した時には
誰も助けてくれなかった。

それは自分や自分達の不始末から
発生したことだから当然のことだった。

自分の心の倒産も同じ事だったのに
それに気がつかなかった。

色々なトラブルを解決しないで
放置しておいたから

心の中にそれが堆積していって
発酵していった。

良くも悪くも自分の本性を認めて
生きることが大事だった。

それによって他人から認められても
認められなくても

そんなことは瑣末なことだし
小さいことだった。

ありのままに生きればよかった
そうすれば

こんな苦しい人生を歩むことも
なかった。

60才を超えると急に
自分の寿命なんてことを考え始める。

そうすると余計つまらない事には
拘りたくなくなる。

そうして以前とは別人のように
ひとに優しくすることが出来るようになった。

チョット早いが
これが老境とでも言うものなのだろうか・・・

いや懺悔をするということが
出来るようになって

更正の道を歩み始めたと
いう表現の方が

いまの自分には
ピッタリくるように思える・・・





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2009年11月07日

失敗社長「最初に弱音を言える会」


失敗社長「最初に弱音を言える会」

いま中小企業家の集まりに
参加をしているが

さながら人生修行を
やり直しているような気持になる。

まず自主的な参加で
自主的に運営するという方針がある。

しかもお仕着せではダメ
義務感でやってもダメ

本人がその気になって
自然に結集したくなるように

ふんわりとしたムードを作って
カリカリムードはさりげなく抑えていく

その為にはリーダー役は
偉そうにしていたりしていてはダメで

指導者というより
調整役としての役割が大きい。

そこに細心の注意を払って
運営をしていく。

だから何百もの
異業種の経営者が集まって

前向きな意見を出し合い
新規会員の入会も急ピッチで進んでいる。

勿論その一つ一つが何の問題も無く
進んでいるわけではなく

あっちでぶつかったり
こっちでぶつかったり
試行錯誤の連続の結果でもある。

私自身は「最初に弱音を言ってもいい会」
なんだということが

この集まりへの参加を楽にしているし
楽しみにもなっている。

まるでテレビドラマのような
波乱万丈の人生を送ってきたから

頑張ってはいても
「もう勘弁してくれよ」という本音が
腹の底にはいつも同居している。

その本音を弱音を
最初に吐き出してもいいというのだから

失敗社長の私が参加できる
数少ない集まりだと言ってもいいだろう。

会の運営も民主的なやり方
必須になっているから

私のようなしゃべりたがりが何時も
発言をするのではなく

口下手な人や、大人しい性格の人にも
意見を求めていく。

そんな声なき声に耳を傾けていくから
全体の意見も結集しやすい。

数多く開かれる例会でも
それぞれの会員が報告者になる。

こんな問題にぶちあたって
こういう決断をしたとか

それぞれ体験したことの報告をするとか
問題を提起するとかいう内容になる。

だから参加者も自分と照らし合わせて
参考にしたり反省をしたりということになる。

再建社長になりながら
一人合点で独走して失敗をした。

社員に協力を求めるような
甘い言葉を使いながら

実は上から目線で
仕事の指示をしていた。

「こんな不幸な人生に誰がした」と
運命を呪うことはしても

自分がひたすら努力を
したわけでもなく

自分の能力の無さを
本心から認める事もできなかった。

そんな瑣末な人生を歩んできたから
余計この会が新鮮に感じる。

こんな世知辛い世の中に
よくぞこういう会があってくれたと思う。

政権は交代し
産業構造も大きく変化している。

その先には何があるかは
神のみぞ知るということだろう。

しかしその陣痛の苦しみが
長く続くだろうということは想像できる。

こんな混乱の時代には
ひとりひとりの力は小さくても

心を許して人間同士で
助け合っていけるこういう集まりが
必要だと思う。





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2009年11月05日

失敗社長「失敗人生をどう生きるか」


失敗社長「失敗人生をどう生きるか」

いまでこそ自分の失敗人生について
語ることが出来るようになったが

その当時は語るどころか
考えたくも無い心境だった。

自分の能力の無さを
心底思い知って

何とか再起しようと
ひたすら平静を装っていた。

なぜ私だけがこんな辛い人生を
おくらければいけないのかと

運命を呪う気持ちは
心の奥底で燃え続けていた。

しかし憎んではいけない。

何とかそんな気持ちと闘って
いかなければいけない。

そんな風に思って
一日一日が過ぎていった。

幾ら頑張ったところで
ここまで破綻した人生が修復できるものではない。

そう考えて絶望したこともある。

なぜ誰もこんなに酷い人生から
助け出してくれないんだと叫びたかった。

そんな孤独感で目一杯落ち込んだこともある。

しかし倒産したことは事実だ。
再建会社を消滅させたことも事実だ。

家もわずかばかりの財産も
全てを失ったのも事実だ。

しかしそんな事実を全て認めたら
不安や恐怖感で生きていくことなんか
出来ないと思った。

そんな酷いことが現実だとは
思いたくなかった。

しかし生き直すのには
あからさまに現実に立ち向かっていくしかなかった。

いま思うのは
失敗や挫折が人間を深くするということはない。

しかしその中で不安と闘い
絶望して、そして立ち上がっていく

それが生きるということだと思う。
それが生きる力というものなんだと思う。

会社は倒産しないほうがいい。
人生は失敗しなほうがいい。

しかし会社が
現実に倒産してしまったなら

自分が現実に
人生に失敗してしまったなら

どんなに怖くても
その現実から逃げてはいけない。

丸ごとその現実を受け入れて
心の炎が大きくなっていくのを信じて
希望を持って生きることだ

そこに間違いなく活路はあるのだから・・・




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2009年11月03日

失敗社長「諦めなのか納得なのか」


失敗社長「諦めなのか納得なのか」

再建社長になりながら
その会社を自分の手で消滅させたとき

そこに至るまでの幾多の失敗の原因が
自分であることを認めざるをえなかった。

そんな中途半端な表現に
なっているのは

失敗を認めたといいながら
自分で100%納得したわけでは
なかったからだ

失敗したから
自分の価値は下がると思っていた。

失敗したから
周りの人間に受け入れられないと思っていた。

こんなに頑張っているのに
なぜ自分だけがこんな酷い目に会うんだと思っていた。

失敗しようと思って失敗したのではないと
本当は大声で叫びたかった。

しかしそれもこれも
いま振り返ってみると一人芝居だった。

実際に誰も非難しているわけでもなく
誰もわたしのことを嘲笑っていたわけでもなかった。

自分で自分を責めていただけだった。

自分に能力が無いということを認める恐怖感に
おののいていただけだった。

だから失敗の原因を
自分と認められるようになったとき
すごく気が楽になった。

もやもやしていた不快感が無くなり
体が軽くなったような気がした。

失敗した時に大事なことは
なぜ失敗したかを考えることだ。

しかし考えるだけでは
その理由はなかなかわからない。

結局わたしの様なタイプは
失敗を体験しながら

その困難と闘っていくという
生き方をしなければいけないのだろう。

だけどそれはそれで意味のあることだと
最近は思うようになってきた。

諦めなのか納得なのか
いずれにしてもそれが私の人生なんだと思う。



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2009年11月01日

失敗社長「不遇な時間は無駄ではない」


失敗社長「不遇な時間は無駄ではない」

波乱万丈の今までの人生での
大きな決断は2回あった。

一つは倒産した父の会社の
再建社長指名を引き受けたことだった。

道義的にも引き受けざるを
得ない雰囲気だった。

自分でも
逃げ出してどう生きるかという
確たる考えも無かった。

もう一つは
引き受けた再建会社をを
今度は自分の手で消滅させて

跡形も無くこの世から
消してしまったことだった。

破綻をするかもしれない
人生の重大な決断がどうして
出来たのかと問われれば

言葉ではその理由を
幾つも挙げることは出来る。

しかしつまるところ
自分の性格から出た結論のように思える。

決断しないで後悔するより
例え結果が失敗に終わろうと

自分で打って出たかった。
後で自分に言い訳をしたくなかった。

そんなこらえ性の無い性格だから
決断できた。

そんな慎重さの無い性格だから
決断できた。

だからそれがベストの
判断だったかどうかということよりも

それしか出来なかったという言い方のほうが
より真実に近い。

結果は惨憺たるもので
形あるものも、無いものも
根こそぎ失った。

どこまで転げ落ちるかという
不安に苛まれることは無くなったが

こんな奈落の底から
どう這い上がればいいのかという
不安が交代して現れた。

孤独だった。
世界中で一番不幸な人間だと思った。

恨んだ。
こんな人生になぜ巻き込んだと
父を恨んだ。

周りの人間全員が妬ましく
憎らしく思えた。

しかし絶望したからこそ
自分と向き合うことができた。

絶望したからこそ
本音の自分を確認することができた。

失敗社長を標榜するほど
失敗に継ぐ失敗の人生だった。

他人の何倍も何十倍も
失敗を重ねてきた。

今も失敗は無くならない。
しかし失敗を減らす事はできるようになった。

それが私の出来る
精一杯のリベンジだった。

そしていま人生で
一番前向きな気持になって生きている。

気づきが遅かったから
残されている時間はそう多くは無い。

しかし一日一日を
悔いなく生きている。

不遇な時こそ
自分を振り返ることだ。

不遇な時こそ
ゆっくりと自分と向き合うことだ。

そう考える事で
自分を大事にする気持になれるから・・・




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2009年10月31日

失敗社長「必要だった生きる訓練」


失敗社長「必要だった生きる訓練」

中小企業家の集まりに参加してから
他人のために

何が出来るかを考える事が
多くなった。

数年前まではそれどころではなく
自分の心をどうコントロールすれば良いのか
そんなことで精一杯だった。

だから一銭にもならない
そんなことをいくらしても

それは自分の力を
どぶに捨てるようなものだと考えていた。

心境が変わったのは
生きるということについて

自分の気持が
定まってきたからだ。

艱難辛苦を乗り越えてきた人生の
つもりでいても

これでもか、これでもかと
新たな問題が持ち上がってくる。

どれ一つとっても
問題を解決するのには

真正面から向き合い
対決することが必要だった。

何とかうまくかわしてその場を
凌げればとか

足して2で割るような
曖昧なところで結論づけるとか

もともとの甘い性格が
そんな結論を導きやすい。

しかしそんないい加減な生き方で
多くの失敗を重ねると

流石にことの本質や
取らねばならない道が見えてくる。

生きる活力をつけるには
日頃からその訓練をしなければいけない。

それには他人の為に何かするという事は
効果のある作業だと気がついた。

自分が助けることもある。
自分も助けられるということがある。

そんなことがわかってくると
自分が犯した色々な失敗に拘らなくなる。

あぁすればよかったとか
こぅすればよかったとか

昨日の事を振り返って
つまらないことにクヨクヨするなんてことが
馬鹿らしいことに思えてくる。

知っているようで
少しも理解していなかった

生きる力というものが
60才を超えてようやくわかってきた・・・





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2009年10月29日

失敗社長「自分の為の人生だから」


失敗社長「自分の為の人生だから」

30才で再建社長になり
波乱万丈の人生をおくることになったが

そんな運命を拒否できる可能性は
今考えると幾らでもあった。

大学を出て父の会社に入ったことも
紆余曲折はあったが

結局最後は
自分の判断でその道を選んだ。

もちろん負債30億の会社の
再建社長になろうとなどとは知る由もなかった。

倒産して再建社長に指名されたときも
拒否権が無いわけではなかった。

なぜ指名を受けたかという
自分の心境については

あぁだった、こぅだったという解説は
幾らでもできる。

しかし今振り返ると
決め手はノーと言う勇気がなかったからだ。

再建社長指名を受けることが
半ば義務のように思っていたのは事実だ。

損か得かで決めれば
自ずから結論は出てしまっていたが

道義的に非難されたくないという
気持のほうが勝っていた。

だから本当に自分の考えている事に
自信があるのなら

自分の考えている事が
正しいと思っているのなら

他人にはっきりわかるように
ノーと言うべきだった。

自分の人生で何をすべきか
何をすべきでないかを言うべきだった。

それから10年が経過して
再建会社を自分の手で消滅させることを決めた。

もうこの会社は
続行すべきではないと思った。

他人の評価を期待するような生き方を
このまま続けるべきではない。

最後までやり抜けないようなことを
引き受けたことで

混迷の10年を経験して
挙句には修羅場での結論を出さなければ
いけないことになった。

だからその後の人生では
自分には妥協しなかった。

誰にどう言われようと
やらないものはやらないと決めた。

それで救われた。
それで生き直すことができた。

自分の人生だから
自分の生きたいように生きる。

それを知ることができたのが
再建社長の経験だった。




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2009年10月27日

失敗社長「弱音を先に言える会」


失敗社長「弱音を先に言える会」
人生も終盤にかかってきたが
華々しい成果は依然として挙がらない。

しかしここ数年こころは
かなり穏やかになってきた。

もちろん
持って生まれた水戸人の
直情的なところは跡形も無く
消えうせたわけではない。

つまらないことで爆発して
「あぁまたやってしまった」と
後悔することも度々ある。

昨日は所属している中小企業家の集まりで
30数人が集まり役員研修があった。

中央からきた幹部の方の話で
心に残ったことは

「弱音を先に言える」
集まりなんだという言葉だった。

私はいいところを見せようとして
逆に塗炭の苦しみを味わってきた。

私はその場その場で楽なほうを選んできて
逆に業火に身を焼かれることになった。

それも基をたどれば
自分の本性を曝け出すことが出来なかったからだ。

いい顔をしないで問題と向き合って
解決できないまでも対決するべきだった。

しかし勇気が無かった。
一人で運命と向き合う根性もなかった。

だから仲間にも訴えていこうと思う。
「弱音を先に言える」
「自分の弱いところを曝け出せる」
そんな集まりにしようと・・・



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2009年10月25日

失敗社長「負けない人生」


失敗社長「負けない人生」

本音を言えば再建社長時代は
周りに良く思ってもらおうという気持があった。

社員にも良く思ってもらおう
債権者にも良く思ってもらおう
得意先にもとく思ってもらおう

要は自分が大事だったということだ。

だから自分で自分を火あぶりにしていた。

周囲からの同情や愛情が欲しくて
逆に重荷を背負う羽目になっていた。

自分の身の程をわきまえて
ひたすら努力する人生だったら

人に良く思ってもらう必要なんか
なかったのに・・・

そんな自分の正体を
10年もかかってようやく認めた。

もう誰に認められなくてもいい。
もう誰に同情されなくてもいい。

そう思ったら体の中から
すぅ〜っと何かが抜けていった。

すると人に優しく出来るようになった。
自分にも優しく出来るようになった。

10年間の再建社長経験は
人生の大きな損失だと思っていた。

能力も無いのに
社長指名なんか受けるもんじゃない
と思っていた。

あぁ損な人生だと思っていたが
自堕落な私には必要な時間だった。

正気に返ってまともに生きていく為に
必要な時間だった。

誰に誉められなくても
誰にかまってもらえなくても

重荷を背負って
どう解決するかをひたすら努力する。

それが「負けない人生」なんだと
気がつくことが出来た貴重な時間だった。




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2009年10月23日

失敗社長「必要だった定期点検」



失敗社長「必要だった定期点検」

大学を卒業して父の会社へ入社
8年後の30歳の時に倒産

青天の霹靂で30才で
負債30億の会社の再建社長になった。

実績も経験も何もかも足りなかったから
そう簡単に成果は出ないと思っていた。

しかし現実はその程度の酷さではなく
挫折と失敗の連続だった。

自らの給料を大幅カットすることで
人件費の大幅削減を試みた。

経営陣が誰も責任を取らずに
そんな事をぶち上げても

社員の士気は衰えるばかりで
その実行を難しくした。

皆で心を一つにして頑張ろう!
と言っても

同族経営陣が
主導権争いに明け暮れていたのでは
まるで説得力が無い。

再建会社を消滅させる事を決めた
10年目には

完全に自信喪失して
ボロボロの精神状態だった。

何も出来なかった。
何も成果を出せなかった。

こんなにも経営能力が無いとは
自分でも思っていなかった。

無免許で再建会社の運転を
10年間もしていたようなものだった。

不思議な事に
今はそれが全て役に立っている。

売掛金が常時9000万近くもあって
計算あって銭足らずという経験をしたので

今の会社はファクタアリング会社を通しての
会費制の回収方法にした。

お陰で回収は毎月ほぼ100%になっている。

再建会社は在庫が常時1億5千万もあって
計算上の利益は出ているのに

手元資金は
常時スクランブル体制だった。

だから「記帳代行」という手数料収入の
仕事を選択することが出来た。

在庫を持たない身軽な経営が
出来るようになった。

今振り返ると
再建会社での経験では無駄な事は
何も無かった。

成果は何一つ挙がらなかったけど
問題から逃げ出さないで対処したことで

10数年結果が出なかったことが
今役に立っている。

自分を誤魔化して
もうこれ以上状況は悪くならないだろうと
思っているときには
問題点は何も見つける事は出来なかった。

世間の常識なんてことに
捉われているいる内は何も出来なかった。

自分が何処に行こうとしているのか
自分が何をしているのか

そんなことを常に振り返るという
まるで面白くない作業が必要だった。

車だけでなく人間の心にも
定期点検が必要なんだということを

まるで成果が出なかった
再建社長の10年間が教えてくれた・・・



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